消費税増税!住宅の購入時はどうなる?

更新日:2018年10月16日

【来年10月から消費税率、10%に!】

こんにちは、エイシンです。

2019年10月に予定されている消費税10%への引き上げですが

10月15日の臨時国会で安倍総理が予定通り来年10月から

消費税を10%に引き上げるという表明がありました。

増税前に家を買いたいと思っている方には気になる情報だと思います。

そこで改めて住宅を買うときの消費税はどうなるのか?

住宅は大きな買い物、減税や補助金などはあるのか?などお伝えしたいと思います。

■1000万円の土地と2000万円の建物を買うとしたら?

土地の購入には消費税がかかりませんので建物の消費税を考えると

<2000万円の建物を建てる時>

消費税が8%の現在は2,160万円

消費税が10%になると2,200万円

消費税が2%上がると住宅の購入費用だけでも40万円の負担増です。

その他、引越しや家財道具の購入、外構工事費などにも消費税がかかってくるため

見過ごせません。

■増税されるタイミングは?

住宅の場合は、契約から引き渡しまでかなりの期間があるため、

早めに契約したのに10月以降の引渡しになってしまった!

ということもありえると思います。

そこで住宅の購入に関しては「経過措置」が適用される見込みです。

<経過措置とは?>
①2019年3月31日までに契約を結べば10月1日以降でも消費税率は8%
②2019年3月31日以降の契約でも9月30日までの引き渡しなら消費税率は8%

①、②の場合であればどちらも消費税率8%で購入できますが、

増税前に契約したとしても、2019年3月31日以降の契約で

引き渡しが10月1日以降の場合は経過措置は適用されず消費税率は10%となります。

増税前に住宅の購入をお考えであれば、

2019年3月31日までに契約したほうが間違いないということですね!

「経過措置」以外にも補助金や、減税なども要チェックです。

増税後でも家を建てるときには国からのバックアップが受けられます!

次回は国から給付金が受け取れる「住まい給付金」についてお届けします。