構造計算

更新日:2019年5月16日

家の強さは「構造計算」で確かめる!と前回お伝えしましたが、

地震に台風、大雪、人・家具の重みなど、家にはさまざまな負荷がかかります。

家の強さは「構造計算」で確かめる!と前回お伝えしましたが、

家の強度がどれくらいあるのかを確認する方法は大きく2つ、「壁量計算」「構造計算」があります。

「壁量計算」とは、主に壁の量だけを調べる比較的簡易な計算。一方「構造計算」とは、壁、柱、接合部、部材、基礎など…必要な分野全てにおいて緻密に調べるものです。

今回は「構造計算をしている家、していない家」についてお話します。

どんな家でも構造計算してくれているんでしょ?」と当たり前のように思っていませんか? 実は、建築基準法では2階建て以下の木造住宅(延床面積500㎡未満)の場合、構造計算の実施が義務づけられていません。比較的簡易な「壁量計算」を行うだけでよいとされているのです。ただし「壁量計算」は簡易な方法ですから、「構造計算」に比べて、安心度は下がります。

テクノストラクチャー構造計算書

私たちが建築する「テクノストラクチャーの家」は、全ての家で緻密な構造計算を実施し、構造計算書をお渡ししています。

一棟ごとにそれぞれ間取りが異なる注文住宅だからこそ、構造計算が必要と考えるからです。

ですが結局のところ、机上の計算をクリアしても、「実際の地震で本当に耐えられるの?」という疑問を抱かれるかもしれません。

そこでテクノストラクチャーでは、構造計算を行った通常のテクノストラクチャーの家(実物大)のモデルで振動実験を行い、耐震性能を確認しました。

壁を減らしたり、仕様を変えながら、震度7の激震を複数回与えましたが、その全ての実験に耐え、構造に影響の無い強さが実証されました。

地震の多い日本だからこそ、安心の家づくりに「構造計算」は必須です!

家づくりの際はぜひ、構造計算をしているのか?していないのか?

判断基準にしてみてくださいね!